マホガニーミュージックキャビネット
今回の主役は、Y邸のミュージックキャビネットです。 ご来店いただいた際に、このミュージックキャビネットをご覧になられて、 一目見てピンときたそうで、大変気に入っていただいております。
ミュージックキャビネットは譜面をファイリングするために作られた特殊な家具で、通常の抽斗とは作りが違い、前板がストンと下に落ちるようになっています。
最近では、書類入れや新聞・雑誌などを入れたりと、現代風にアレンジして利用されることも多いですが、Y邸では、実際に譜面入れとして 使われています!
楽器に挟まれて、ミュージックキャビネットとして本来の用途で使用されることで、本当の意味でこの家具が生きてきますね。そこにあるのが当然のようにフィットしているように思います!
Y様も、楽器と並べてみて、高さや色合いがお揃いにあつらえたかのよう! と、あまりにもぴったりで大変驚かれたようです。
ちなみに、右側が1805年ドイツ生まれのスクエアピアノで、左は小型チェンバロのスピネットで、日本製で10年ぐらい前のものだそう。1805年製のピアノからはどんな音色がするのか、とても興味深いです。
私自身、ピアノを習っていたのも、触ったのも随分昔のことです、、、。そしてもう一度習いたいと思いながら何年も経っています。(笑)